JCSS
温度センサーは使用を重ねるうちに、熱履歴や経年劣化によって少しずつ「ずれ(誤差)」が生じます。
わずかな誤差でも、製品の品質や試験結果に大きな影響を及ぼしかねません。
だからこそ、定期的な校正が必要です。
定期的な校正を行うことで、測定値の信頼性を保ち、製造・検査・研究など、あらゆる工程で“確かな温度管理”を実現できます。
目的に応じて選べるよう、JCSS校正と一般校正の違いを簡単にまとめました。
それぞれの目的や利用シーンに応じてご検討ください。
| JCSS校正※1 | 一般校正 | |
|---|---|---|
| 概要 | ・国家計量標準に基づいたトレーサブルな校正 ・証明書に「不確かさ※2」が記載される |
・実務での点検や性能確認向け ・社内品質管理や内部監査に適した汎用的な校正 |
| 発行証明書 | JCSSマーク付き校正証明書 (ISO/IEC17025に準拠した登録事業者が発行) |
自社発行の校正証明書 (JCSSマークなし) |
| 目的 | 取引先や監査機関への提出など、 JCSSマーク付き証明書の提出が求められる場合 |
測定器の精度維持、日常点検、製造プロセスの 温度管理など |
| 納期・費用の目安 | 標準納期:約3週間 費用:一般校正より高め |
納期:約2週間 費用:リーズナブル |
※1 センサーの形状や長さによっては、JCSS校正が行えない場合があります。
※2 測定結果に含まれるばらつきを定量的に示した指標。校正証明書に記載され、信頼性を裏付けます。
計測の信頼性を守るために欠かせないのが「トレーサビリティ」です。トレーサビリティとは、切れ目のない校正の連鎖をたどることで、測定結果が国家標準などの上位計量標準へ結びついている状態を指します。
日本電測では、国家標準にトレーサビリティが確保された標準器を用い、高い測定精度を維持。これにより、お客様の計測器が国家基準に裏付けられた信頼性のもとで管理されていることを保証します。
よくあるお悩み
お任せください!
一般的な使用環境では、半年〜1年に1回の校正を推奨しています。
高温・連続使用などの環境では、より短い周期での確認が安心です。
年間約1300本の校正実績がございます。
経験豊富なスタッフにお任せください!
Feature
国家計量標準にトレーサブルな校正を行うJCSS認定事業者として、温度分野に特化した体制を整えています。JCSSで培った知見を一般校正にも活かし、すべての校正で高い精度を確保しています。
メーカーを問わず、他社製の温度センサーや測定器にも幅広く対応しています。特殊形状・特殊仕様センサーの校正実績も多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。
「できるだけ早くしてほしい」というご要望に応え、短納期対応の特急プランをご用意。短納期でも確かな品質を維持します。お急ぎの場合でも、安心してお任せください。


医薬品の保管装置で
使用する温度センサーに


半導体製造装置に
使用する温度センサーに


製品の品質管理のための
温度センサーに


安全性を担保するための
温度センサーに


実験やテストなどで
使用する温度センサーに
Target
| 方法 | 区分 | 範囲 |
|---|---|---|
| 比較校正法 | JCSS校正 | -40℃以上500℃以下 |
| 一般校正 | -196℃、 -80℃以上+500℃以下 |
主な対象機器
校正項目
| 外径 | 温度範囲 | 長さ |
|---|---|---|
| Φ6.4以下 | -40℃以上 200℃以下 |
150㎜以上 |
| 200℃超過 500℃以下 |
200㎜以上 | |
| Φ6.4超過 Φ8.0以下 |
-40℃以上 200℃以下 |
150㎜以上 |
| 200℃超過 300℃以下 |
200㎜以上 | |
| 300℃超過 500℃以下 |
400㎜以上 |
| 方法 | 区分 | 範囲 |
|---|---|---|
| 比較校正法 | JCSS校正 | -40℃以上 +1100℃以下 |
| 一般校正 | -80℃以上 +1500℃以下 |
主な対象機器
校正項目
| 外径 | 温度範囲 | 長さ |
|---|---|---|
| Φ6.4以下 | -40℃以上 200℃以下 |
150㎜以上 |
| 200℃超過 500℃以下 |
200㎜以上 | |
| Φ6.4超過 Φ8.0以下 |
-40℃以上 200℃以下 |
150㎜以上 |
| 200℃超過 300℃以下 |
200㎜以上 | |
| 300℃超過 500℃以下 |
400㎜以上 | |
| Φ8.0以下 | 500℃超過 1100℃以下 |
600mm以上 |
各種条件により校正範囲は異なります。
お気軽にお問い合わせください。
JCSS登録証・認定証

登録証

認定証
校正証明書サンプル

JCSS校正証明書

一般校正
(校正証明書+Area
| サービス区分 | 対応エリア | 納期目安 | 料金目安 |
|---|---|---|---|
| JCSS校正 | 本社(大阪)持込・送付対応 ※送料はお客様にご負担を お願いしております。 |
約3週間 | 要ご相談 |
| 一般校正 | 全国出張対応 (株式会社 湘南キャリプレーション連携) ※出張費は都度お見積もり |
約2週間 | |
| 特急プラン | – | 最短 当日~3営業日 |
※特急プランは校正内容・時期により受入数を制限する場合があります。
Flow
JCSS校正
一般校正
お問い合わせ
お電話・メールフォームからお気軽にご連絡ください。
打ち合わせ
本数やセンサーの仕様について、確認させていただきます。
お見積もり
お見積もりを作成し、納期とあわせてご提示します。
ご契約
お見積もり内容にご納得いただけましたら、ご契約となります。
現品
受け入れ
ご訪問
JCSS校正は社内校正のみ、一般校正は社内校正および出張校正に対応します。
校正
専門知識を持ったスタッフが責任を持って校正業務を行います。
証明書発行
(ご返却)
JCSS・一般いずれも校正証明書を発行し納品となります。
FAQ
校正とは何ですか?
校正とは、測定器が示す値と、標準器が示す“本来の値”とのずれを確認する作業です。
JIS(日本産業規格)では、「計器または測定系の示す値、もしくは実量器または標準物質の表す値と、標準によって実現される値との間の関係を確定する一連の作業」と定義されています。
温度センサーは、経年使用や環境条件によって測定精度が徐々に変化します。
そのため、定期的に校正を行うことで「今その機器がどれくらい正しく測れているか」を明確にし、正確な温度管理や品質保証につなげることができます。
※校正には、計器を調整して誤差を修正する作業は含まれません。
JCSS校正とは何ですか?
JCSSとは、 Japan Calibration Service System の略称であり、計量法に基づく計量法トレーサビリティ制度を表しています。
校正事業者の登録にあたっては、NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)による審査が行われ、計量法関係法規およびJIS Q 17025(ISO/IEC 17025)の要求事項に適合しているか等が登録基準となります。
日本電測は、温度分野におけるJCSS認定校正事業者として登録されています。
JCSS校正証明書にはどのような内容が記載されますか?
JCSS校正証明書には、校正方法、環境条件、校正結果などが記載されます。
証明書にはJCSS認定マークと、ILAC-MRAマーク(国際相互承認)も表示されます。
ilac-MRAとは何ですか?この証明書は海外でも通用しますか?
当社は、NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)の認定センターであるIA Japanにより認定された、国際相互承認(MRA)対応のJCSS認定校正事業者です。
IA Japanは、ILAC(国際試験所認定協力機構)およびAPAC(アジア太平洋認定協力機構)の相互承認協定(MRA)に署名しており、当社が発行するILAC-MRAマーク付きJCSS校正証明書は、世界各国の認定機関が発行する証明書と同等の高い信頼性を有しています。
国際的な相互承認の枠組みに基づき、世界で広く通用する証明書として活用いただけます。
校正はどのくらいの頻度で行えばよいですか?
一般的には半年〜1年に1回の定期校正を推奨しています。
高温や連続使用など負荷の高い環境では、より短い周期での校正が安心です。
他社製センサーでも校正を依頼できますか?
はい、メーカーを問わず対応可能です。
特殊形状・特殊仕様センサーの校正実績も多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。
校正可能な温度帯や形状に制限はありますか?
はい、特にJCSS校正では外径・長さ・温度帯に制限があります。
JCSSでの対応が難しい場合でも、一般校正での対応や代替案をご提案可能です。
お問い合わせ
熱電対・測温抵抗体の製造や
修理・校正に関するご相談など、
お気軽にお問い合わせください。
以前より温度表示がずれている気がする
購入から1年経ったけど、そろそろ校正した方がいいの?
取引先に提出するため、証明書付のデータがほしい